加曽利貝塚博物館での研修その2 |    恵那爺の里山歩き

   恵那爺の里山歩き

千葉県を中心に 日帰り山歩きや散歩などで撮った写真を中心に載せています。

 

 

北貝塚から案内してもらった

ここは発掘途中の所

発掘途中の先にある建屋 竪穴住居跡群観覧施設に入ると

竪穴群の柱の跡が沢山有った
 

柱穴がよく発掘で来たもんだと感心した

隣に有る、貝層断面観覧施設
かなり長い断面が続いていました

どれだけの大きなゴミ捨て場だったんだか

驚きますね

埋葬の場にもなっていたようだ

甕棺に入っている乳幼児の骨や犬も埋葬されているとのこと

乳幼児は親としては、想いを残しているから当たり前なんだろうけど

ワンコも大事に埋葬している

今と同じようにペットに愛情をかけていたんだろう

南貝塚側に回った

 

一番奥の方に 旧大須賀家住宅

もと幕張町に有った大須賀家の住宅で、
昭和四十三年千葉市に寄贈され、実覗く資料として保存のため、ここに移築した。
江戸時代、幕張町は天領に属し、来た町奉行配下にあり、大須賀家はその代官所に当てられ、

俗称「北の代官所」と呼ばれていたという。


町奉行所が代官所を持っていたなんて、初めて聞いた

町奉行所はご府内の町人が対象で、ご府内を出たら八州回りの縄張りかと思ってたんだが、

どうも違うようですね。

 

千葉県は、天領と旗本領が多くを占めて小さな大名領地の面先は小さかったから
細切れの領地が、錯綜していたところです。

旧大須賀家住宅の後ろの方に大きな土偶?

 

「土偶」は、縄文時代に作られたもので、埴輪は古墳時代に作られたもの

この形は土偶ですね

脇に川が流れているのですが、川を渡った先の丘に新たな博物館の建物を作る予定だが

調査をすると、埋蔵物がたくさん出てきたのでさっそく調査をしているところとのことなんで

いつ建設に掛れるか分からないとことだった

旧大須賀住宅の部屋の中には

ひな壇が

なかなかいい感じです

旧大須賀住宅の裏にプレハブが有りそこで仕事をしている人がいた

これは大須賀住宅に有ったもの

プレハブの方では、沢山の人が作業中

なかなか立派な土器ですね~

こうやって作業をしてているときの土器もすごく迫力がある

そして美しい

土偶もなかなかいいですね

最後に博物館の方で、実際に出土した土器

色んな年代のものが有りました。

初期の豪華絢爛な土器から、だんだんシンプルなものに変わっていくさまが面白い

なんたって1万年から1万4千年ほど続いた時代だからいろいろ変わっていくのは当たり前かもしれないですね。

中々有意義な研修会でした。