市民大学 発災3:3:3 |    恵那爺の里山歩き

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千葉県を中心に 日帰り山歩きや散歩などで撮った写真を中心に載せています。

ちょっと遅くなったのだが、7月10日 市民大学の防災コースの講座に行ってきた。1 2 3
今回は「発災後3:3:3」を考えるだった。
比較的近い地域のメンバーで3班に分かれて
話し合い。

3:3:3とは、
地震が起きて3分:3時間:3日こと
各々の時間内で、どう対処するかを話し合った。

人の意見を否定するような人もおらず
和気あいあいと、はなしがすすんだ。


左は話し合いが終わった後に
講師の方が説明の中で表示した地震分布図

真ん中辺の日本が真っ赤になっている。
確かに日本全土が地震の巣なんだろう。
災害が多いが、その分
豊かな地域だったんで人が多く住んできたのだろう。



説明の後は、グループ発表となった。

皆さん同じような項目になっていた。
考えることはみんな似たり寄ったりになるね。








最後に講師の方がまとめをしたんだけど、
3:3:3の間は、行政は当てにしてはダメだと言うこと。
行政の組織を再構築するのにその時間程度はかかるから、行政が本格的に動き出すのは
その後だとの事

また、地震の時には避難所は生活が厳しいから、避けた方が良いとの事。
洪水なんかの時と違い、前もって準備が出来ないからとりあえずまずは身をよせる状態になる
との事だった。

それと、みんな地震の時は火の始末を考えたんだが
今はガスは自動的に地震の時には止まるから火の近くから避難

身の安全を確保したら、電気は再送電で熱帯魚のヒータなんかで火事になることが有るから
電源ブレーカを切るだけでガスは気にしなくとも良いとの事。
「アッ!確かに」って思いました。

今回は地震だけの事で議論したが、地震と共に津波やダムの決壊なども有る事が有るから
その時の状況で大きく変わって来るのだろう。
その時との時で、冷静に状況判断をしているしかないのだろう。

有意義な一日だった。

来月は市原消防で、応急手当を習いに行く予定です。