昨日も暑かった。
エアコンの聞いた部屋の中に居たんだが、グタグタしながら過ごしてブログを書く気にも
ならなかったんで夕方涼しくなってから、一応途中までは書いたんですが、中断。
気を取り直して今日は書いています。
㋆18日 埋蔵文化財調査センターにて、歴史文化リエゾンコースの講座が開催された。
この日は8月の初旬に有る小学生向けの「ものづくり体験講座」のお手伝いボランティアを
するための実習講座との事。
実際に何をやるか分からないといけないので小学生と同じものを作ることになった。
勾玉づくりと貝輪づくり・塩づくりと網代かご作りの4種類をやるようだが、
私たちは勾玉づくりと貝輪づくりを体験した。
何故かボランティアをやることが前提みたい
市民大学の応募要項には、いろいろ立派なことが書いて有り最後の方にボランティアを
やってほしいような事がぼかして書いて有る。
そのくせ、教育員会以外の関連講座の職員の方はボランティアを当然するものとして認識しているようだ。
ちょっとやり方が汚い気もするが、まあ暇だし嫌なら行かなけりゃいいんでお付き合いをしています。
実際の作業としては
先ずはテキストを見ながら、まが玉づくり
全員に水の入ったバットと青田石(せいでんせき)と型紙、砥石とサンドペーパーが配られた。
青田石に型紙で勾玉の形を書く
引き続き、砂の入ったバットが配られた
ボランティアの時には、首に少し長い汗拭きタオルを巻いてこれでタオル止めて行こうかと思っている。
青田石に型紙で勾玉の形を書く
蝋石のような石なんで、結構削れるのだが砥石がだいぶ削れていてかなり使いづらい。
腕が痛くなるがひたすら削る。
残りの作業は家に帰ってから、きれいに丸くした。
引き続き、砂の入ったバットが配られた
この腕輪づくりは、今回のコースの事務局をやられている係長さんが全国に先駆けて始めたとの事。
事務局をやられているので、講師は一緒に始めた方のようです。
五千年位前の縄文中期はイタボガキ、アカニシという貝が流行したが、
大きく実用的でないためすぐに廃れた。
そして、四千年位前の後期になるとベンケイガイが大流行 貝輪の出土量も急増している。
ベンケイガイは、殻が厚くて丈夫 手に嵌るくらいの大きさで、丸い穴をあけることが出来るが
東京湾では捕ることが出来ないとの事。
ベンケイガイは砂地で外海のやや深い所に生息する貝だとの事。
県内では、鴨川市の海岸に大量に打ちあがる場所があるのを文化財センターの方が発見したようだ。
真づは、貝を持って貝の内側の丸印の辺りを石で叩いて割る。
結構力を入れて叩くと、ポッコリ穴が開く
砂の上に隙間の無いように貝を置いて鹿の角で力強く叩いて行く
砂との隙間がなければ回の横方向に力が行かずにきれいに穴が広がっていきました。
この擦る砥石代わりの石も、出土した砥石代わりの石をあちこち探して銚子の方の海岸で発見、
縄文時代に使ったと思われる道具だけを使って加工している。
女性だと手が入るようだが、男だとちょっと無理
下の方に穴をあけて、まが玉をぶら下げてみました。
ボランティアの時には、首に少し長い汗拭きタオルを巻いてこれでタオル止めて行こうかと思っている。
市民大学の受講生は、色々市からのお願いでボランティアに駆り出されるようだが、
あくまでお手伝いで有ってそれ以上介入するのはどうも迷惑だと思っている節があるように思えるのが
ちょっと不満です。
この作業自体は面白かったけどね。